ラヴィンツァラ Ravintsara

マダガスカル原産の高木で熱帯雨林に自生している植物。ラヴィンツァラはマダガスカル語で「良い薬」「体によい葉」という意味があり、現地でも古くから万能薬として使われてきた歴史があります。

効能

風邪などの感染症に対する抗菌

抗ウィルス作用

免疫力を高める働き

天然の抗生物質としての優れた働きは近年医学的にも注目を集めています。

イランイラン Ylang Ylang

「イラン イラン」とは、タガログ語由来の「花の中の花」という意味。 主な産地はマダガスカルとコモロ連合で高さ20mにもなる熱帯の常緑高木です。 花の色は、黄緑色から成長するにつれて濃い黄色に。 エキゾチックな甘い優雅な香りが特徴で、シャネルのNo.5など高級香水にも幅広く使われています。

効能

心を落ち着かせ、リラックスさせてくれる鎮静作用

ホルモンバランスを整える働き

ゲラニウム Geranium

別名「ローズゼラニウム」
ローズに似た香りを持つ。マダガスカル東方、レユニオン島のゼラニウムから抽出されたものをゼラニウムブルボンと呼びます。 1m位まで成長する多年生の低木で、ピンク色の花が咲く。

効能

ホルモン分泌を調整する作用により、女性特有の症状（生理痛、生理不順、PMS、更年期障害など）を緩和する効果

ニキビ・乾癬・湿疹などの抗炎症作用や保湿効果

パルマローザ Palma Rosa

主に熱帯に生育するイネ科の多年性草本。マダガスカル産が最も高品質とされ、丈は3mくらいに。グリーンにバラに似た甘さのある香りが特徴。18世紀から化粧品・香水・タバコなどの香り付けに用いられます。

効能

鎮静作用と高揚作用

「疲れた心を癒し、活力を与える」といった、心の感情のバランスを調整する作用

インド伝統医学 アーユルヴェーダでは特にこの精油が持つ抗感染作用を利用して、熱帯性の伝染病の治療や予防に使用されている

オレンジ Orange

オレンジの樹木は10mほどの常緑樹で、果皮から精油を抽出されます。オレンジスイートの精油は、グレープフルーツ精油と同様にリモネンが90％以上を占めていますが、オクタナールという芳香成分によってオレンジの香りが特徴。

効能

下痢や便秘といった胃腸のトラブル改善

憂鬱な気分や緊張を和らげてくれる作用

不眠や目覚めの悪さに働きかける作用

リラックス効果

ジンジャー Gingembre

ジンジャーは熱帯性の多年草で、草丈は60〜120cm程度。中国の「神農本草経」とよばれる西暦500年前後に書かれた書物にも登場するほど歴史ある植物です。

効能

体を温め、活力を与える

消化器系に効果的で食欲不振や消化不良、腹部ガス、便秘や下痢によく効く

免疫力を高める作用もあり、風邪やインフルエンザの、特に悪寒や疲労による場合に効果的

慢性的な腰痛にも良いとされる